メュ!

メュ。

トレンディトランス

趣味柄DTMを嗜む人間と知り合うことが音ゲーマーの次に多く、そういった人達の発言を長期にわたり見聞きしてきた。

そうして分かったのは、音楽家というのはどうもルール(楽典、禁則)や流行に異常なまでに厳しいらしく、それらを守りながら制作することが全てに勝る正義であり、そうでない音楽が商流に乗った瞬間にヘイトスピーチを始める人が何故かやたら多いということだった。

 

音ゲーマーも新曲が出たときのコメントは比較的厳しく糞だ糞だと声が上がることも多いが、期待外れ感や譜面のつまらなさが度を越していたりするときの総合的な印象としてマイナスであり、満足できなかったために叩いているケースが圧倒的に多い印象がある。

 

ここに「自らも楽曲制作を行う」ステータスが追加されるととりあえずコード進行、メロディライン等の音楽要素から減点を始めていくのだが、彼らの中にはトレンディじゃないとゼッテェ許せねえ系の人もかなりの割合で存在して、

 

「ちょwwwwwwwww2019年にもなってこの音使いは古すぎてあり得んでゴンスwwwwwwwwwwwwwWWwW」

 

みたいなことを言い始めて集団でケチョンケチョンに貶しているシーンには飽きるくらい遭遇した。

いや流行とかどうでもよくね?って思うがMAINSTREAM HARDCOREってもしかしてその辺の皮肉だったりすんのかな。

 

それはさておき、他の表現媒体でこれほどまでに規則を正義とする風潮のある界隈は今のところ音楽しか見たことがない。

例えばイラストの場合楽典に相当するルールというのはデッサンということになるのだろうが、多少崩していても見た目の雰囲気が良ければ商業であっても同業者から強烈にバッシングを受けているシーンはあまり見かけない。

もちろん画力が高すぎて美麗極まりない絵には素直にスゲェ…と圧倒されてしまうのだが、デッサンは微妙でもデフォルメを上手に入れていたり構図が新しかったり色使いが個性的だったりと、個人個人でルールに縛られない自由な表現をしても一定の評価は受けられる。

 

だが音楽にはそういったチャンスは皆無であるか、あってもかなり限定的っぽい。独創性が高いと思われる聴いたことないタイプの作品でも、禁則があればカス、メロディが外れればカス、音が古ければカスである。

まあ外れた要素があまりにも多すぎると素人感覚でも何か変じゃね?てなってしまうのは確かにそうなんだけど、DTM・ミュージシャンはカス閾値が低いというか、とにかくちょっとした欠点に過剰に厳しすぎると思う。こんなものを市場に流すなと怒りだす過激派も現れる始末で、見てるとカロリーが高すぎて正直しんどい。

 

ごく限られた一部の独創性はジャンルとして確立し流行することもあるようだが、それらの命はセミの如く儚く1年もすれば

 

「ちょwwwwwwwwwwwwwFUTUREBASSとか時代遅れ杉食傷麻呂wwwwwwwwwww」

 

とトレンディ系の方々のサンドバッグと化してしまうようである。

これまで100や200じゃきかないくらいのアマチュアの音楽家のツイートを長年見てきたが、過半数の人間はそういった傾向の発言を定期的に(もしくは常に)していたので、ナチュラルにそういう空気なんだろうと思う。

気づいたんだが、MAINSTREAM HARDCOREって自称する限り永遠に流行の最先端だし最強の音楽ジャンルなんじゃね?

 

自分も音楽制作をして作品を公開してきたが、界隈の器の狭さにとうとう嫌気が差してしまったので意図的に離れることにした。特に自分の作品を悪く言われたことがあるわけではないが、褒める場面よりも作品の粗を突いて貶す場面に圧倒的に多く遭遇する環境は、単純に居心地が悪いと感じる。

 

結論としては、音は古いと腐って虫が湧くのでこれからDTM始めようとしている奇特な人はKOMPLETE買う前にシベリアに土地と蔵を買うことを強く推奨する。

ガラス1枚

「入籍しました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうど就職を皮切りに、周囲で目や耳にする機会が最も増えた報告だ。

 

実の兄が1人。

職場の先輩が3人。

同窓会で再会した高校の部活の同級生がほぼ全員。

Twitterのフォロワー多数。

 

 

 

 

「おめでとう!末永くお幸せに。」

 

 

 

 

初めは素直に伝えられた上の祝意は回を重ねるごとに表現できなくなっていき、今では「報告」を知覚してから反射的に芽生えては全身に重くのしかかる劣等感と嫉妬心が、堪え難いストレスを生んでいくばかりだ。

 

 

俺は世界中の誰よりも自分自身が好きなタイプなので結婚して自分だけの時間が取りづらくなるのは非常に苦痛だし、パートナーを気にかけながら生活するのは厄介だし、子供は嫌いだし…このように嫁を娶る人生に不適合であることは痛いほど自覚しているので、天地がひっくり返っても結婚はできない(してはいけない)。

長期的に見た金銭的なリスクもでかい。反りが合わずに離婚して慰謝料だの養育費だの理由をつけて一生金を毟り取られる人生を想像したら恐怖で震えてしまう。

 

 

 

そう、俺は結婚したくない。

 

 

にもかかわらず、周囲の誰かが結婚すると途端に心が掻き乱されて落ち着かなくなる。

 

 

 

高校の同窓会は地獄だった。

10年ぶりに顔を合わせた人間は皆、マルハンの店員のような不気味な笑顔をしつらえて悉く「入籍しました入籍しました入籍しました入籍しました入籍しました」と呪詛のように喋る。それから集団で幸せを唱え合うグループが完成する。

 

結果、店で吐きかけた。もう未来永劫、この会には参加しないと心に誓った。

 

 

 

 

自分でしたくもない結婚という他人の既成事実にここまで心を抉られるのはきっと、結婚というイベントが「ごく普通の人生を送る人」にとっての幸せの最たる象徴であり

「ごく普通から反れていくだけの人生」のレールを走る列車の窓から、だんだんと遠ざかっていく「ごく普通の人生」への憧れを指を咥えて見ているしかない現実があまりに悔しく、辛すぎるからなのだと思う。

 

 

 

敷かれてしまったレールの向き先は変わらない。

ただ虚無に向かう片道通行の列車の中

同乗者も………あれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向こう側――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつから?最初から?

列車の中で俺はずっと、偽物を見ていた…?

 

 

そう、Twitterで結婚報告を見るのが一番キツい。

普段、俺と同じようなカテゴリの人間ばかりを見ているからだ。

俺はこのまま死にゆくのに、君はどうして…

 

 

 

 

えっ?

 

 

 

 

 

し、幸せ?????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異常者は、俺だけ???????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の頃にショーケースのガラス1枚を隔てて見ているだけだった憧れのオモチャも、大人になれば容易く入手できるもの。

それを知っているはずの両親が頑なにオモチャを買ってくれなかったのは「憧れは容易く手に入らない」ことを知らずのうちに理解させるためだったなんてことは、子供の俺には知る由がない。

 

 

俺は今、俺と「普通であることへの憧れ」のあいだを隔てている正面の1枚のガラスを、ほんの少し、指先で触れることすら叶わない。

 

抱きしめたい憧れはどんどん離れて今にも消失点と同化してしまいそうなのに

正面のガラスに反射した光の輝きだけは、近くても遠くても全く変わらないのだ。

 

 

 

 

それがたまらなく、つらい。

DTM所有資産について2

最近めがっさ久し振りにDTMする機会があり一曲完成した記念に首題の現状について2年弱ぶりにまとめ直しておく。星の数は最大5個で重要度を示す。

 

DAW

・Cubase9 ☆☆☆☆☆

誰もが知る超メジャーDAWで一旦はFLstudioから乗り換えたが下記理由により一切活躍することなくストレージの海を漂うデータの藻屑と化した。いらねえ。

 

・FLstudio20 ★★★★★

DAWFLstudioに育てられた人間は未来永劫逝くまでFLstudioしか扱うことができない身体になる。

Cubaseを触ったとき、マウス一本でノートの打ち込み削除ができない(ペンモードと消しゴムモードをショートカットで切り替える必要がある)ことにまず絶望した。世界標準DAWとはいえ特殊なFL環境から移行するのは中々にハードルが高く、何か操作する度いちいちストレスを感じるくらいならオイドンは一生FLを使うでよ(どこの方言?)

 

【音源】

・Sylenth1 ☆☆☆☆☆

専用のインストーラーやオーソライズ方式があるわけでもなくライセンスもどこ行ったか分からず再インストールすんの面倒くさくて放置してる。使い慣れてるけど今は代用品いくらでもあるし。

 

・Synth Anthology 2 ★★★★☆

これ使えるわ、汎用性メチャ高い。新作でも活躍。

 

・Sytrus ★★★☆☆

FL付属の古い音源ながらプリセットが使いやすく多岐用途にて活躍する。

鍵盤押してるだけで曲が鳴る変態プリセットもあるがキー音を用意するアレ用途ではあまり活かせず、本格的なFM音源であるため音作りの仕組みは何一つ分からない。古いくせに出音そのものは非常に良い。軽いのも素敵。

 

・Superior Drummer 2 ★★★★★

ジャンルの方向性的に新作では出番がなかったが、最も楽しく扱えるメュピ的最強音源としての地位はまあ今後も変わらないでしょう。3が出たらしいが操作性が変わるのは抵抗があり、現状アップグレードの優先度は低め。

 

・magical8bitplug ★★★★☆

無料のピコピコ音源。プリセットはないがハムスターでも音作りできるくらい簡単。新作で大活躍。

 

・SWING! ★☆☆☆☆

ビッグバンド音源。積極的に作りたいジャンルではないのでおそらく活躍しない。

 

・V-METAL ★☆☆☆☆

打ち込みが面倒くさすぎて単純に使う機会がない。

 

・Hummingbird ☆☆☆☆☆

Tシャツが良い。

 

・IronAxe ☆☆☆☆☆

何だっけこれ?

 

・VIENNA各種 ☆死ね

死ね。金を返せ

 

【バンドル】

・SampleTank3 ★☆☆☆☆

木琴くらいしか使わない。

 

・KOMPLETE11 ULTIMATE ★★★★★

購入した直後にDTMを辞めた伝説の商品。10無印からのアップグレードだったが実際に活用しているプラグインは無印にも含まれるものばかりなので実際のところULTIMATEである意味はほぼない。ディレイのReplikaくらい。

DAMAGEとかカッコよく使ってみたいけど技量が追いつかない。てか中身シネマティックとかオーケストラ系に寄り過ぎなんだよね、オーケストラ打ち込むとかドMか?

Transient Masterはやはり良い。

 

【ミキシング・マスタリングツール】

Waves全般 ☆☆☆☆☆

Wavesは全てにおいて人をナメてる(主にプラグイン管理のゴミさとヤケクソセールの乱発)のでアンインストールした。後述のOzone, Neutronにより再登場機会もなし。さよなら。

 

・Ozone8, Neutron2 ★★★★★

最近導入して新作で初使用。俺が昆虫レベルの頭を捻って時間をかけてヘッタクソなミックスをしていたのがアホらしくなるくらい自動処理で音がスッキリする。

本当にクオリティを上げるならセルフで色々手を加える必要はあるそうだが所詮暇潰しの趣味でしか音楽をやらないのでAIの処理そのままで十分すぎる。

 

【ハードウェア】

・microkey25 ★★★★★

長年の相棒だったA-PROは友人に譲りその後床に滲み出た下水に浸ってからメルカリで売られたので新たにハードオフで3000円弱で購入したMIDIキーボード。

普通に使いやすい。NIの上級国民専用キーボード買うまでの繋ぎと思ってたけど一生これでいい。省スペースなのもGOOD。

 

・UA25EX ★★★★★

買い換える詐欺しながら一生使ってる。最近ベース(本物)を購入して初めてIN-Rの処女が貫通した。

 

・900ST ★★★★★

これも買い換えるつもりだったけど一生使ってる。

 

【その他】

FS2434-R 3枚

ディスプレイをトリプル環境にしたらDAWの使いやすさが2000倍になった。でもEIZOは高すぎたなと反省。

 

DTMってお遊びの範疇に留めるならDAWとKOMPLETE無印とOzoneとNeutronあれば他課金しなくていいんじゃね?って最近思ってる。まあこれらを揃えるだけも20マソくらいするけど。

 

メュンピーセレブレーション 20190322

今回からの新コーナー“メュンピーセレブレーション”は、メュピのクランキーセレブレーション実践ログです。

 

以前からクラセレの紹介記事を書きたいとは思っていたものの、実はこのブログがフォロワーでも何でもないクラセレオタクからの一定数のアクセスがあることをアクセス解析から知ってしまったため、下手な事は偉そうに書いたりできないということで僕自身のクラセレ実践記録をフォロワーの皆様に見ていただきながら一緒にクラセレ頑張りましょうね(は?)みたいな極めて独りよがりな企画です。

 

ちゃんとした正しい解説は他のクラセレオタクに任せるとして、僕は僕なりに僕が知っている範囲でクラセレの楽しさが伝えられればいいなと思います。

 

☆★☆

 

20時、近所のボッタホールにて着席。

2台並びの左台。ボッタホールなのでそもそもロクに回されていないが、右台は533ハマってノーヒット放置されてたので避けた。クラセレのハマり台を掻い摘んでニコニコできた記憶はあまりない。

 

ボッタホールで優良店舗と同じ(と思われる)コンディションで打てる回胴遊技機は今この世にクランキーセレブレーションしかない。

というか、クラセレの導入店舗が最近近所からどんどん減ってしまい、打てるのがここくらいしかなくなった。

 

さて、いつものようにローテ打ちから。

 

 

.*☆★(^ω^)noob向けTIPS①(^ω^)★☆*.

僕は通常、スタンダードな

  • 鳥上段ハサミ打ち
  • 青下段ハサミ打ち
  • 青上段順押し
  • 鳥中下段落としハサミ

を毎ゲームローテーションしながら打っています。

 

鳥ハサミでスイカテンパイ時のみ中リールスイカ狙いが最も遊技人口多いかつクラセレの基本と面白さが詰まった最良打法ということで、ちょっとググればいくらでもやり方出てくるので初心者の方は探してみてください。

永らくクラセレを打っていると通ぶりたくなり鳥ハサミとかダセえからwwwwとイキりたくなってしまう時期は誰しもあるが、一周回るとやはり鳥ハサミが一番面白いのである。

 

投資100枚ジャスト、青上段順押しから…


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キレイなリリス

 

.*☆★(^ω^)noob向けTIPS②(^ω^)★☆*.

中段ラインにリプリプスイカの順で並ぶ通称リリスはどんな打ち方で出現しても問答無用のリーチ目でし。

 

こちらは鳥BB。

その後60ゲームほど。この台小慣れてくると、ある一点を狙うというよりはチェリーの取れる位置(赤周辺以外)で適当打ちすることがある。そんな最中…

 


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.*☆★(^ω^)noob向けTIPS③(^ω^)★☆*.

左リールベルスイカベル停止時は、どこで押してても出現時点でベルorボーナス。のはず。

 

止まるだけでもそこそこアツいこの位置。

流し打ち気味でベスべ止まったな、と脳が認識した時点で右リールは既にベル成立を否定していた。

 

それにしても、いやぁ〜きったねえ出目!

もちろんこれは褒めている。クラセレはしれっとリーチ目だけでなく、こういう小学生が自由帳に殴り書きしたかのような脳筋目もたまに出る。このギャップがたまらん。

 

それをこうして(チェスチェを狙って)…

 


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こうじゃ。

 

うわあ〜〜〜〜〜〜〜きったねえ!!!!!!!!

 

 

バーガーバーガー2でこういう色味のハンバーガー作ると「見た目よし!食欲をそそる!」とか言われて品評会で☆2とか貰えるよね。

 

赤BB。

 

その後180G、また青上段順押しから


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デーン

 

.*☆★(^ω^)noob向けTIPS④(^ω^)★☆*.

青7枠上は中段ラインにスイカが成立する可能性のある数少ない位置(ビタ止まり限定だけど)。全リールスイカを狙おう!ちなみに中段スイカは右リール青7を避けて押さないと引き込めなくて普通にこぼすぞ!このときだけは脳死押しはやめよう!!

 

中段スイカテンパイでスイカorボーナス。多分…(予防線を貼りまくる男)

 

それを蹴ってスイカのズレ目が止まりましたのでボーナスで候。

 

青BB。

 

しかしこっからハマってしまう。残り100枚といったところでサイドランプ点灯。

 


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.*☆★(^ω^)noob向けTIPS⑤(^ω^)★☆*.

サイドランプ点灯時はチェリーorスイカorボーナス。すぐに結果を知りたいなら中リールから鳥を中下段2コマに押す。鳥が枠内に捕まった時点でチェリーとスイカを両方同時に否定するのでボーナス一確。

 

この中押し一確も見すぎてまあ飽きてきたんだけど、気持ちいいものは気持ちいい。また青BB。

 

今日REG引かないな。このまま、流れに乗って、ボッタホールで、、まず1000枚………、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全のまれ。-3000円で帰宅。

 

クラセレ負けてもおもひろいひぃいいいい!!!!!!!!(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)*1

*1:;O;);O;)(;O;(;O;)(;O;)(;O;)(;O;

mex_yupi's coming out 2

俺は……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔、好きな女の子の「靴の匂い」を嗅いだ。

 

 

 

高校時代。

土曜日の部活練習を終え、校舎内に残っていたのは部長だった俺と顧問の先生、そして当時俺が好きだった女の子の3人だけ。

そして最後に校舎を出る部活は、学内の戸締まり全てを確認する決まりであった。

 

その子には1年前に既に告白してフラれていたが、未練たらしい俺は自分の気持ちに諦めがつけられないまま日陰で燻っていた。

 

戸締まりを始める前、部室でその子がケータイを弄っているとき…

無防備に体育座りをしてしまった彼女は知ってか知らずか、俺の目前に絶対なる不可侵の聖域――黒パンティ――を晒すことになった。

 

 

そしたら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちんちんが大きくなった。

 

トランクスに染みた我慢汁が冷たい。

悶々としたまま、手分けして学内の戸締まりを始めた。

 

うちの高校は建物こそ古かったが、中は結構複雑で広かった。1階から3階まで見回り歩いても誰にも遭遇しない。新鮮な体験であった。

 

 

見回り終盤。

1階、下駄箱前。

 

 

突如脳のシナプスが完全接続され、「啓く」。

 

 

彼女はまだ学内にいる。

帰っていない。

目の前の鉄箱の扉を開けば、彼女の履いてきた靴がある。

 

 

いつ会ってもいい匂いのする彼女。

そんな彼女であっても、散々外を歩いてきたはずの足の裏までいい匂いするか?

 

 

もし、納豆みたいな匂いがしたら…………

 

 

 

 

 

 

神の啓示か、悪魔の甘言か。

それまで冷たかった我慢汁が、打って変わって灼熱を帯びる。

 

 

 

 

 

誰も、見て、いない。

 

 

彼女や顧問にたまたま見つかったら?

 

退学?人生終わる?

 

そもそもこの学校、監視カメラついてるのでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ ど う で も い い ”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ENIGMA”が、

 

 

「其処」に、

 

 

 

        在

 

 

                 る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラッッ!!!!

 

 

サッ

 

 

 

 

 

スゥゥゥウウウウウウウゥゥゥウウウゥゥゥゥウツウウウウウウウウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

「それ」は………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滅茶苦茶、フローラルな香りがした。

その夜、滅茶苦茶黄色い精子出した。

 

―fine―

メュぼやき5

今日を一言で表すならば、「無気力」だった。

 

魂が抜けきったようだった。

年が明けてから物量で押し寄せきていた数々の短納期依頼の全てを片付け、仕事が「落ち着いた」今日その日に、意識が飛んだ。

 

 

何もすることがない。

 

 

いや、何もすることがないなんてことは会社勤めでは起きてはならない。

「何もすることがないときだからこそ何かをすることができる仕事」というものがある。業務効率化のためのツール作成、業界の情報収集、知識の拡充、次やってくるであろう仕事を予測した上での種々の根回し等々。思いつくだけなら無限に掘り返せるのだ、思いつくだけなら。

それ以前に、賃金が発生しており、その金を回して生きている以上は対価として会社の繁栄のため献身する責務がある。すなわち業務時間内においては、とにかく何か行動を起こさない限り人としての価値を纏っていない。自分自身にそう言い聞かせることは1秒でできる。言い聞かせるだけなら。

 

 

それらを実行するかどうかは、あくまで本人の意志によるものである。

 

 

今日の俺は何一つ実行することができなかった。事務所のデスクの前で尻に優しくない安物のオフィスチェアに坐しながら、大半の時間をイースター島のモアイとして過ごしていた。データが羅列された適当なExcelファイルやメールボックスを開きながら、あたかも仕事をこなしているかのような素振りを見せつつコンマ1秒たりとも会社のことを考えていなかったし、現場に行くフリをして喫煙所を巡り、煙草を1本ずつ吸いながら先々週に始めたばかりのIIDXDPのホームポジション意識についてボーッと考えていた。

 

そのまま定時を回った。

不思議なことに、真に何もしていないのにもかかわらず、タスクに追われて時間を忘れるほど仕事に没頭して21時を回るような日の数倍に相当する疲労を抱えていた。

歩くこともしんどい。何かを考えるのもキツい。呼吸をするのが精一杯の状態でさっさと帰ろうと思うものの、定時を過ぎた直後に帰ることができるような職場の雰囲気でもない。

 

少しでも時間を誤魔化したい一心で、早飯に行くことにした。

夕食は予約していた社食を使う。最近はメニューにも飽きて外食に頼ることが多かったが、先週末の大寒波の影響がどこまで伸びるか読めず、スタッドレスを履いていない車を出して外食店に向かえる保証はないとして、今週はまるごと一週間分の予約を入れていた。

パサパサして美味しくない似非ロコモコ丼を3分で胃に放り込み、一服しようと食堂に隣接した喫煙所に入ったところ、同じチームの先輩も一服しているところだった。

当然、仕事の話になる。

 

 

「仕事も一段落したし、今まで手つけられなかった自由テーマにも取り組んで行かないとな」

 

「そうですね、思いついただけで半放置してるやつがいくつかありますね」

 

「いつまでにあれやってこれやっての依頼ばっかりだったけど、俺たちは研究開発なんだから、もっとクリエイティブなことを自発的に進めていかなきゃいけないよ」

「俺は進めたいこといくらでもあるよ。先週の展示会で紹介してもらった材料A、あれはすごく使えると思う。だって今までは条件Bの振り分けをしこたま検証したうえでやっとこの程度の歩留まりだったのを、あれを上手く応用できればより管理の易い条件Cを以て飛躍的に歩留まりを向上できるんじゃないかと期待してる。俺の見つけた材料だが、検証はお前に任せてやるよ」

 

「楽しみですね、それにしても、いいんですか?」

 

「俺にはまだまだ弾があるからな。お前には何か『これを進めたい』っていう秘蔵テーマはないのか?」

 

「………」

 

 

先輩はとても熱意があって、真の意味で仕事のできる人だ。5年目にして、チーム(といっても今年度の新入社員と俺を含めて3人しかいないのだが)内のリーダーとしての役割をこなしている。俺と歳は2個しか離れていないが、思考論理の正当性とか大胆な行動力にはいつも驚かされるばかりで、さらに持ち前のADHDで足を引っ張り続ける俺を寛容に認め、俺のアホみたいな失敗の数々をすべて笑い話に転化してくれるような器の大きさまで持っている。

一生かかっても追いつけないような人だと思う。ある程度独力で仕事を回せる能力が牛歩のようにでも身についてきているとはいえ、心強すぎるので常に頼っている。

 

 

「素材Dの検討、くらいですかね…」

 

「それもそうだ。でもまだまだあるだろ?なんてったって国立出身のメュピさんなんだからなー、俺みたいなどこぞとしれない私立出の人間には思いつかないようなあれやこれや…w」

 

「だからそれ、なんて返せばいいのかいつもわからないんすよ…w」

 

 

先輩はメチャメチャできる人間なのによく学歴コンプレックスを口にする。とはいえ““マジなやつ””じゃなくて、話を茶化すための引き出しの一つとしてだが。

 

 

「……他は特にない、ですね……」

 

「仕事しながら、あれができれば良くなるとか、これがあったら上手く進むとか考えるだろ?大学の研究室でもそうやってきたんじゃん、同じだよ」

 

 

研究室在籍時代の記憶を辿っても、自分で仮説して、想像を働かせて実験に取り組んだシーンがひとつも見当たらない。そりゃそうだ。ゴミクズみたいなボスの下で抑圧に耐えながら、思考を停止して指摘された課題だけを機械のように消化しつつ、日々を耐えていただけなのだから。

これ以上買いかぶられ続けるのもしんどいので、正直にカミングアウトした。

 

 

「一切、なかったです。そういうの」

 

 

「そんなわけないだろー、俺なんか隠れて変なことしまくってたぞ。うまくいったときだけドヤ顔で報告してやるんだよ」

 

「そうでしたか…」

 

「…」

 

この後も先輩はいろいろ喋っていたが、過去類を見ないような異常な倦怠感の中にいながら仕事の話を聞くのははっきりいってストレスであり、ああ、はい…とか、そうですねえ~…のような、誰が聞いても「話聞いてないな」と分かるレベルで気の抜けた相槌を続け、気づけば19時手前になっていた。長い話に感じたが、減った煙草はたったの2本だけだった。

業務記録表には「残業なし」と記入して提出し、上司と先輩にはとても低くて小さな疲れ声で挨拶をして帰路についた。

 

 

寮に帰るまでの暗い夜道に薄明かりが映写するボヤケた自分の影に目を落としながら、俺と先輩を分け隔てる差はどこに在るのか考えていた。

 

この日、初めて「考えた」。

答えはすぐに出た。

 

 

 

俺は今、自分が携わっている商材に、全く興味が無い。

 

 

 

高校時代の俺はきちんとした学位を取って、研究職に就きたいと考えていた。その希望は一応通って、一企業の研究開発セクションに在籍して仕事をしている。

だが俺は就活を誤った。もともと基礎研究がしたくて化学科の修士まで進んだのに、「加工を生業とするメーカー」の門を叩いてしまった。

 

蓋を開けてみれば酷かった。研究データの蓄積はほとんどと言っていいほど成されておらず、仕事が人に付くのではなく「人に仕事が付いた」状態を長年維持しながら回っているチームだった。

過去の従事者は最近まで猛威を振るっていた糞元上司に対してあらかた嫌気が差して会社を去り、部門としての経験値は大幅に退行するのを繰り返してきた。

結果として、良いモノができたとしても「何故良いモノができたのか?」という後ろ盾は、事業の継続年数に見合わず何もない。同業他社では必ず管理してるような重要特性でさえ、うちには管理能力が微塵もないどころか今後身につけていく気が会社そのものにない。「検討する金に見合った成果が出る保証がうんたらかんたら」とあらかた却下されてしまうのだ。

挙げ句の果てには会議の場でお偉いさんに「お前らは出来合いのモノをただ混ぜて味を変えているだけの七味屋」と揶揄される始末だった。

お前らが、俺達を七味屋から料理人に変えてくれないんだろうが。

 

そんな中でも先輩は、過去の悪しき伝統を破壊してあるべき姿に向かおうとよく俺に熱く語りかけながら行動を以て示してくるし、糞元上司が異動していなくなった今現在は、以前よりかは徐々に光明の射しつつある復興期と言えるだろう。

 

 

「こういう化学的なアプローチはお前にしかできないんだ!俺はお前を信じる!」

 

 

先輩はさっき、俺の無能カミングアウトをまるで聞いていなかったかのように、真っ直ぐに俺にそう言った。

俺は言われたことしかできない。

想像力を働かせるクリエイティブな能力を仕事に発揮することが一切できない。

そういう能力を育めなかった。謙遜しているのではなく、本当にできない。

 

先輩には悪いが、俺はこれまでも、そしてこれからも何も為し得ない。

 

そして、「この会社で」「成す」ことに興味がない。

 

 

ああ、これって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしようもねえじゃん。

メュちゃんのカラオケレパートリー

新年あけましておめでとうございます。今年も変わらずまんこ好きでいたいと思います。

先日デリ嬢に早々に手淫でイかされたあと勃ちもしないのに未練たらしく2分ほどクンニした末、結局萎えて「もう、おわりにしよっか…」て泣きながら嬢にプレー終了宣言した哀しい独身男性ですが、負けずにまんこ好きのままでいたいと思います。

 

☆★☆

 

年末年始は地元の忘年会などでカラオケに連行されまくり、4日間のうち3日カラオケに行くという人生で最高密度のカラオケ週間になった。

 

…ぶっちゃけると俺はカラオケという娯楽を全く好かない。

個室に入った瞬間に同伴者が人が変わったように暴れだして意味不明なテンションになるとビビるし、それに無理矢理合わせなきゃいけないの本当に疲れるし、会社の接待ツールとしてもいちいち絡んできてウザいし、そもそも自分の声がかなり嫌いだし、行くと3000円とか取られて虚無だし、とにかく何もいいことがない。カラオケで辛かったこと思い出すとクソイライラする。

 

で、一番キツいのがレパートリーの少なさ。

俺は昔から筋金入りの陰キャだったので、流行りの歌モノに興味を持ったことがほぼなく、お気に入りのアーティストのCDを買って友達と共有するみたいな行為を一切取ったことがない。知っているのは家族がCDを買ってきて車の中で流していたごく一部の曲か、ギタドラに収録されていたドマイナー版権曲くらいなもので、それらを適当に掻い摘みつつ他人がカラオケで歌った曲をこっそりパクって他の場所で転用したりしてなんとか乗り切ってきた。それは今も変わっていない。

 

こんなんなので、レパートリーに一貫性がちっともなく、カラオケにおいて発生しがちな年代縛り・アーティスト縛りのような変な流れについていけるだけの柔軟性が全くない。タバコ臭い部屋の隅で置物になっているしかないのである。

 

で、今回のカラオケ3回は以下の7曲だけで乗り切りました。

 

 

月光花/Janne Da Arc(3/3)

粉雪/レミオロメン(2/3)

最愛/福山雅治(1/3)

未来予想図II/Acid Black Cherryのカバー(2/3)

青い春/back number(2/3)

home/木山裕策(1/3)

夜空ノムコウ/SMAP(1/3)

 

 

あと歌ってないやつだと

 

 

ハンマーソングと痛みの塔/BUMP OF CHICKEN

才悩人応援歌/BUMP OF CHICKEN

車輪の歌/BUMP OF CHICKEN

ray/BUMP OF CHICKEN

アゲハ蝶/ポルノグラフィティ

POP STAR/平井堅

夢であるように/DEEN

永遠をあずけてくれ/DEEN

CRAWL/VELTPUNCH

squall/福山雅治

島唄/THE BOOM

雨/三善英史

 

 

 

はい、終わりです。俺のレパートリー終わり。全曲のリストアップを終了しました。今挙げた19曲だけで10年以上カラオケ凌いできたの凄くないっすか?

BUMP OF CHICKEN最強すぎんだろ。今時の中高生は歌わねえんだろうな。バンプとかダサwwwwwwwwwwwwwwwwつって。もうさ、若人にWANIMAとか連奏されるとおっちゃんは疲れるんだよ。脂っこいの胃もたれするよ。西野カナのマンコソングとかマジで無理すぎ。マンコの供給過多。

接待カラオケは三善英史一曲でゴリ押し。昭和の名曲だろ。好きだろこういうの。俺生まれてねえけど親父が好きだったから覚えてて歌えるよ。ありがとう親父。

高校生の頃ボカロ黎明期でニコ厨だったから古いボカロ曲ならいくつか知ってるけど基本女声の曲だから音域的に歌えない。アニメも観ないからアニソンも知らんし、““陽””のカラオケだけじゃなくてオタクのカラオケにもついていけん。

 

あと俺元々音域アホみたいに狭かったんだけど、ゲーセンで奇声上げまくってたらHiAが出るようになった。

 

はい、カラオケが苦手という日記でした。

 

〜Fin〜