メュ!

メュ。

ガルパシ(ネタバレなし)

週末は車の定期点検がてら兄貴と朝鮮献金的ギャンブリングをするなどして過ごした。もちろん負けた。

 

家路の途中、ふとガルパシ(ガルパン)最終章が上映開始していることを思い出し、それだけのために家から劇場まで車を出すのも腰が重いから、帰るついでに観に行ってしまうか…と上映館のある近未来都市TSU・KU・BA(またそれ?)へ。

 

ガルパシといえば、俺がM2でヒイヒイ泣いている頃にアニメシリーズを観て、すっかりハマりこんで劇場版は5回(うち立川極爆3回、4DX1回)観に行き、修論執筆中はキャラソンをエンドレスで回しながら精神状態を維持することで結果的に修士号を取得する心の支えともなった、本当に素晴らしいアニメーション作品であった。

 

俺自身、普段アニメを観ることは少ない部類ではあるが、過去視聴して特に気に入った(心に残った)アニメにはひとつの揺るがない共通点がある。

 

 

「登場人物に誰一人として俺が嫌い、好かないキャラがいない」

 

 

ということである。

 

最近では例えば小林さんちのメイドラゴンメイドインアビスなどが特に気に入ったアニメだ。

後者のボンドルドのように主人公の行動を引き立てる為の振り切った悪役として、初めから視聴者に感情移入をさせる気がない(嫌われることを前提としている)キャラもいるが、そのキャラ付けにわざとらしさは一切なく、異質ながらも視聴者を冷めさせることなく自然に物語を牽引していく存在として際立っている。こういったキャラは大好物だった。

 

さて、TVシリーズだけでも観たことある人なら分かると思うが、ガルパシは登場キャラがとてつもなく多い。主人公チームだけでも30人近くいるのに、ライバルチームも含めれば50人を超えてくる。にもかかわらず、誰一人として俺の逆鱗を撫でてくるようないけ好かないキャラはいない。表面上捻くれているように見えても行動はひたすらに一直線であり、キャラの本質はとても素直なのだ。

 

最後に劇場版を観てから1年半ほどは経っただろうか、その間にスピンオフのコミック作品を掻い摘んで読むことはしていたが、音響と映像の本家ならではの刺激と興奮は久しく体験していない。47分間というアニメ2話分程度の劇場作品にしては短い上映時間ではあるが、暗くなった劇場内の座席に着き、今ここで繰り拡げられようとしている新たな世界に没頭するための心の準備を整えた。

スクリーンの幕が上がる。

 

 

かと思えば一瞬にして、劇場のライトは明るみを取り戻した。

上映が終了したのだ。

 

 

…これは…、、

 

 

 

 

 

「ガルパシ」や。

 

 

 

 

 

間違いない、正真正銘のガルパシ世界が、あるべき形で確かに拡げられたのだ。

この先の展開も期待を裏切らないだろうと確信を持てるような、劇場版までのアツさをしっかりと引き継いだ作りになっていた。

 

 

何故6分割なのだ…一気に観てしまいたい。

第6話まででおそらくちょうどワンクール分なのを考えると、最終章をTVシリーズとして放送することも考えたのだろうが、劇場版の異例のロングラン実績と興行収入から判断すれば再び劇場で、という結論になるのは自然であるかもしれない。理論上は劇場版の6倍の興行収入が入るうえ、一挙上映なども企画されるだろうから、とんでもないドル箱コンテンツとなっていることは間違いない。

…実直な内容のアニメ作品でどことなく金の匂いが漂うのはメタ的に残念な気もするが、この作品は劇場で魅せるための工夫をガッツリと盛り込めるコンテンツなのだから、妥協してほしくはない。これが最適解ということだろう。

 

今日再び湧き上がったガルパシ世界へのPASSIONを忘れないうちに、第2話の上映が始まることを願いたい。

そういや劇場版のBlu-ray予約して買ったのに一度も観てないな。年明けにでも自慢のTD-M1で楽しむとしよう。