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NEWBIE PACHISLERのためのPACHISLOTTING基礎学【前編】

こんにちは♪メュピです♪♪(ARuFa)

最近フォロワーの中でもパチスロを殆どやったことがない(やったことがあってもジャグラーしか知らない)のに急に始めたりするADHD MENが増えてきたのを感じるので、パチスロの遊び方に関する記事を用意することにした。

本記事ではフォロワーの大部分を占める気持ち悪い音マーにも取っ付き易く、パチスロについて一切の知識がないところから普通の液晶付きノーマルを楽しく打てるようになるのを目標とする。

 

GOGO!!!!!!!!

 

 

✭☆✭

 

 

1 パチスロって何?音ゲーより面白いの?

音ゲーのほうが面白いです。

 

バーオンで小役を抽選し、フラグ成立した小役の図柄を狙ってボタンを押し、枠内に一列に揃えることでメダルを獲得するゲーム。要はアクション的要素のあるくじ引きゲーム。レバーオンで1回リールを回転させるためには1~3枚のメダルを消費する(現存するほぼ全ての台は3枚消費をメインに進行していく)。これを繰り返して小役を揃えていき、消費していくメダルの数よりも多くメダルを獲得することを目指す。

 

小役フラグの中にはボーナスと呼ばれる大当たりフラグがあり、ボーナスを当選させて図柄を揃えると一度にまとまった枚数のメダルを獲得することができる。A(ノーマル)タイプと呼ばれる分類のパチスロでは、ボーナスがメダルを増やすメイン契機となる。本記事ではAタイプの楽しみ方を紹介していく。

 

うすうす知っているとは思うが、パチンコ店では獲得したメダルは違法換金が可能(違法だが国家権力にしょっぴかれることはない、何故?それは………)。

最初は50枚/1000円のレートでパチンコ店からメダルを借り、それを使って小役を揃えながらメダルを増やしていくが、換金額よりもメダルを借りるのに使った金額が多い場合は金を失うだけであり「負け」となる。虚無、馬鹿。

 

 

2 自分でリールを止めるんだから狙って押せば毎回メダル出てこね?俺beatmaniaIIDX SP皆伝なんですけど?

現行稼働中の全てのパチスロに存在する絶対的なシステムとして「リール制御」というのがある。レバーオン抽選でフラグの立った小役以外は、EDEN2726点でも狙って揃えることはできないようにリールが動くようにできている。EDEN2726点なのに図柄を揃えられないなんて…悔しいか?ちらちらはらはらオッスでもしてなさい。

 

 

3 じゃあ具体的にリール制御ってどういう仕組なの? 仕 組 太 陽

まったくの初心者をパチスロに連れていく愚か者がどういうわけか最初に打つ台として勧めることが圧倒的に多い「アイムジャグラー」を例に説明する。

アイムジャグラーではボーナスフラグが立つと、盤面左下にあるLEDランプ(GOGO!!ランプ)が点灯することで教えてくれる。このときにボーナス小役の図柄である赤7を枠内に狙って押せば一直線に揃いボーナスゲーム~至福の時~が始まる……

が、GOGO!!ランプ非点灯時に赤7を同じタイミングで狙っても絶対に赤7が揃うことはない。つまり図柄は必ずしも、狙って押した位置には止まらない―押した位置から遅れてリールが止まる―ようにプログラムされている。これがリール制御である。

 

これだけを聞いた音マーが「そんなん何でもありじゃん、穴冥フルコンされそうになったら曲の最後に本来存在しないBPM200の32分皿が128枚降ってきて膝から崩れ落ちるみたいなのがパチスロではできるってことじゃん、店が操作して絶対ボーナス揃えられないようにプログラムできる。やっぱり違法ギャンブルですね」と問い詰めたくなる気持ちは分かる。…が、何もリールは店や台の裁量で好き勝手に遅れて停止できるわけではなく、どんな機種でも以下の3つのルールを必ず守ってリールが止まるようプログラムすることを規則づけられている(リール制御の三大原則)。

 

  • 図柄はストップボタンを押した位置から図柄4個分までしかスベる(遅れて止まること)ことができない。
  • 図柄4個分までの範囲なら、フラグ成立した小役の図柄は枠内に必ず引き込まなくてはならない。
  • 同じフラグが成立して同じタイミングでストップボタンを押したときは、毎回必ず同じリールの動き(スベり)をしなくてはならない。

 

③は知らなくてもさほど問題はないが、①と②を知らずに適当にボタンを押すと損をする機種がほとんど。図柄4個分の法則は厳密には「ストップボタンを押してから0.19秒以内にリールが停止しなければならない」という規則によるものなのだが、この制限時間内でスベらせることができる図柄の最大個数がおおよそ4個までなので便宜的にこのような言い方がなされる。また、リールの回転速度はどんな機種でも「同じ図柄は約0.75秒で一周する」ように設計しなければならず、②のルールもあるので「この台はリールの回転速度が横田生死だから0.19秒で図柄を15個くらいスベらせることができ、一生ボーナスを揃えさせない」といった抜け道は最初から封鎖されている。安心して打ってほしい。違法ギャンブルなのはその通り。

 

 

4 結局ランプが光ればいいんだからリール制御とかどうでもよくね?ちなみに俺はフルコンランプしか興味ないです

確かにアイムジャグラーや他のジャグラーシリーズだけを打ち続ける限りは、上記三大原則など知らずとも適当にボタンを押しているだけで勝つことができるし、全く必要のない知識といえる。しかしジャグラーシリーズというのは「シンプルを突き詰められるところまで突き詰めたキング・オブ・シンプル」とも言うべき機種である。それ故の面白さももちろんあるが、ゲーム性は極めて単調かつ簡素であり、多数の液晶付き機種が所狭しと並ぶ店内でパチスロ未経験者に最初にこいつを勧めるのはあまりにも華がないと思っている。ランプが光れば楽しいが、光らなければ不気味な意匠の図柄がチープなSEとともに枠内に止まるのを見ながらただ金を失うだけの遊び。そんな経験をして、もう一度パチスロを打ちに行きたいと思えるだろうか?

 

1項で、「A(ノーマル)タイプ」というキーワードを出した。既述のとおりボーナスをメインにメダルを増やしていくゲーム性の機種であり、ジャグラーシリーズもAタイプに属する。

Aタイプにはボーナス成立の告知方法によって、大別して3種類のゲーム性が存在する。

 

  • 完全告知タイプ

バーオンでボーナスフラグが成立した瞬間、または成立したゲーム(レバーオンから第三停止のストップボタンを離すまでの一連のアクション、以降Gと略す)から1G以内に、筐体ランプや液晶演出などでボーナス成立を打ち手に告知する機種。完全告知タイプの代表格がジャグラーシリーズであり、他にもハナハナシリーズ(通称沖スロ)などがある。打ち手の技術介入をほとんど必要としないため、ジジイやババアもよく打っている。

 

  • 出目告知タイプ

筐体ランプや液晶演出によるボーナス告知の前に、枠内に止まった図柄のパターン(出目)の違和感を打ち手に察知させることで間接的にボーナス成立を告知するタイプ。多数の小役フラグを用意することでリール制御を複雑にしており、出目の違和感を演出しやすくしている。ボーナス成立の出目(リーチ目)に気づけないと、立っているボーナスフラグを無視してゲームを重ねてしまい大きな損をするためガチの初心者にはおすすめできないが、個人的には一番好きなゲーム性。ハナビ、バーサス、俺が実機を買うまでのめり込んだクランキーセレブレーションなどのアクロス台と呼ばれるものがこのタイプの代表格。

 

  • 液晶演出タイプ

液晶内でアニメーションが展開し、登場キャラクターがバトルに勝利するなどしてボーナス成立を告知するタイプ。性質上アニメとのタイアップ機種との相性が極めてよく、映像を中心とした演出で飽きが訪れにくいことからパチスロ未経験者の初打ちにおすすめしたいタイプ。出目告知タイプと複合したゲーム性の機種も多いが、純粋な出目告知タイプよりは親切な設計になっていることが多く、ライトに楽しめる。

 

このうち、出目告知タイプや液晶演出タイプを選んで打つ際にはリール制御の三大原則を抑えておくことでゲーム性を深く掘り下げることができ、単なるギャンブルとしてのパチスロではなく、ゲームとしての多彩な楽しみ方もできるようになってくる。負けて金が減れば勿論悲しいが、パチスロは建前上、ギャンブルではなくプレイヤーを楽しませる「遊戯」を謳うことで規制の厳しい日本国内で生き残っているのである。音ゲー好きだろ?なら、ゲームとしてのパチスロもこの際好きになってしまおう。

 

 

5 PENDUAL天土ちゃんのパチスロ台見つけたぜよ!!これ打つもんね!!ジャグラー(笑)

 

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それはAタイプではありません。しかも天土ちゃんは一切出てきません。稀代の糞台として後世に語り継がれる、セブンスビートという災厄そのものなのです―――――

 

 

さて、ジャグラーだけを打ち続けたNEWBIE PACHISLERがいたとして、彼を液晶演出タイプの機種に座らせたらどうなるだろうか?

おそらく、液晶の演出に踊らされてわけがわからないまま突然ボーナスが告知されるのを繰り返してるし、チャンスって言われたのに当たらないし、毎回異なる色の7図柄を狙わされるし、出る枚数はジャグラーより少ないし、なんか…

という感じで、最終的には微妙な気持ちで帰路につくことになると思われる。

 

これは、パチスロの基本中の基本であるが、ジャグラーだけでは決して学ぶことのできない重要な概念「小役の取りこぼし」を一切知らなかったことに起因するからである。

 

 

ジャグラーではブドウでメダルを回復し、リプレイでゲーム数を稼ぎ、時折2枚しかくれないチェリーが冷やかしのように現れ…を繰り返しながらボーナス告知を待つ。その間ブドウやリプレイは狙ってないのに頻繁に揃うし、チェリーは左リールに止まるだけでいいから中リールや右リールを意識したりはほとんどしない。適当にストップボタンを押しても勝手にゲームが進行していくのだ。

 

ここで、リール制御の三大原則の①を再掲する。

「図柄はストップボタンを押した位置から図柄4個分までしかスベる(遅れて止まること)ことができない。」

 

ジャグラーで狙ってないのにブドウやリプレイが頻繁に揃ってくれるのは、①に拠って「どんなタイミングでリールを止めても絶対に枠内に引き込める位置に図柄が配列されている」からである。

 

では、そうでない図柄があったとしたら?

アイムジャグラー(Anniversary Edition)のリール配列を例に見てみよう。

 

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左リールはブドウが多すぎて、嫌でも枠内にブドウがめり込んでくるのが即座にわかると思う。中・右リールのブドウの最大間隔は4個分であり、ブドウフラグが成立していればどこでストップボタンを押してもいずれかのブドウ図柄が成立ラインに強制的に引き込まれて止まる。これは三大原則の②であるところの

「図柄4個分までの範囲なら、フラグ成立した小役の図柄は枠内に必ず引き込まなくてはならない」

に従った結果である。

 

しかし、どう目を凝らしても左リールにたったの1個しかない図柄がある。ベルである。

このベル、滅多に見かけないと思うが普通に一直線に揃うことがある。ベル成立のフラグが立ったゲームに限るが、揃えば14枚も払い出しがある。払い出し7枚のブドウの実に2倍。1枚20円として280円の価値がある。幸楽苑でラーメンを食える金額だ。

しかし、リールは図柄4個分までしかスベれない。もしベルフラグが立ったゲームで、左リールにピエロ付きの赤7を枠内に押してしまったら…どう足掻いてもベルを枠内に引き込めない。この時点で、取れるはずだった14枚役は行方をくらまし、単なるハズレ目として出現する。ベルという小役を「取りこぼし」、14枚をドブに捨てた事実だけが其処に残る。

 

…幸いなことに、アイムジャグラーでベルフラグが成立する確率は1/1092.3とかなり低めに設定されている。丸一日打って片手で数えるくらい成立したら良いほうだ。成立していても適当にボタンを押していたら揃えられない確率のほうが高い。さらにベル成立は全く教えてくれないから意識的に狙うこともさせてくれない。結局のところ、揃ったらラッキー程度のオマケ的な存在として用意されているにすぎないので、ベルは無視して打ち続けて構わない。

 

が、ジャグラーは「キング・オブ・シンプル」。打ち手に対する情けがたっぷり詰まった超親切な機種であるからこそ、設置していないパチンコ店はひとつも存在しないし、稼働率で言えばダントツで最強の「キング・オブ・パチスロ」たりえるのだ。多くの液晶告知タイプ、出目告知タイプの機種には、完全告知のピエロの情けは存在しない。つまり…

 

 

「狙わないとこぼす小役」が「頻繁に成立する」

 

 

のが普通となっている。これらは「レア役」と総称される。

さらに、ジャグラーシリーズでは「ボーナス」という小役フラグが単独で成立することが非常に多かったのに対し、一般的なパチスロ台の多くは「レア役とボーナスの当時当選フラグ」が多彩に用意されている。

これはつまり「レア役の成立を機に打ち手がボーナスの可能性を期待できる」ことを意味しており、レア役のあとに液晶でいかにもアツそうな演出が繰り広げられたら…

わけのわからないタイミングでただ振り回されていた演出を、発生契機を理解した上で味わえる。これって既に、パチスロを楽しんでることにならない?

 

 

6 話が長いんで、キャノンレーサーの解禁しに行っていいですか?まだデス地獄までしか出てないんです、255ォォォ…

 さらにさらに!!パチスロには設定(主に1~6の6段階、4段階や1段階設定という機種も存在する)という概念が存在し、高設定ほどボーナスがよく成立する=出玉を重ねやすい=勝ちやすいようになっている。高設定の台を店の中から探し出して打つことができれば勝率はグンと上がるはず。

しかし、何を基準に高設定台を探し出すのか?店が教えてくれるわけではないのに…

 

パチスロには「成立確率に設定差のある小役フラグ」が何かしら用意されている。最近導入されたばかりの液晶演出系Aタイプ「A-SLOTツインエンジェルBREAK」を例に取ると、レア役であるカバンとボーナスの重複フラグは高設定ほど成立しやすく、設定1で1/2340.6、設定6で1/1365.3と非常に大きな差が設けられている。カバン成立後の演出に成功し、ボーナスに当選するのを複数回確認できたなら、おのずと高設定に座っている期待が高まる。

しかし、カバンを揃えられないままボーナスを告知させてしまったら…カバン分の払い出しを無駄にするだけでなく、高設定台を推測するための貴重な判断材料すらドブに捨ててしまうことになる。小役をこぼすというのは、得られるはずの勝利をむざむざ逃し、優良台を他人に明け渡してしまうという大失態に繋がる重大なミスなのである。

 

 

…ミスったときの悲しみばかりを書いたが、裏を返せば設定差のあるレア役フラグをこぼすことなく確認できた瞬間に「勝てる台に座っている」という希望を抱くことができることに他ならず、それはパチスロを打っている間の全ての期待感を増幅させ、射幸心に塗れた最低かつ最高の状態でパチスラー活動を満喫できるということである。

 

ジャグラーから離れてリール制御の基礎を少し抑えただけで、パチスロの楽しみ方はここまで増えてくる。細かいルールは機種ごとに違っても三大原則は全ての機種で共通なので、打てる台のバリエーションもグンと拡がって立ち回りにも幅が出る。パチスロにおいて根幹の仕組みを識るというのは、いいことずくめなのだ。

 

 

既に6000文字もの分量であるが、次回はリール制御についてもっと深く掘り下げて、先程初心者には勧めないと言った「出目告知タイプ」を楽しむTIPSをまとめていきたいと思う。

ここまで読み切ったメュピのフォロワー各位は、既に駆け出しPACHISLERを卒業したのだから……

 

まあ、それでも音ゲーのほうが楽しいです。多分。

 

TO BE CONTINUED.