メュ!

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純増8枚

今回のバンドリの重大発表の中身がリゼロコラボということで、Twitterに流れてきた文字列をパッと見した第一印象では肩透かしを喰らいつつも追加のリゼロカバーが未フルコンにならなければいいなーくらいにしか感じなかった。

…のだが、告知内容をよく見ると友希那がエミリアのコスプレをしているうえにコラボストーリーイベントまで開催するという異例の事態であり、ひどく動揺した。

 

このリゼロコラボがこれまでバンドリが行ってきたローソンやWEGO等の企業タイアップやボカロコラボと決定的に違うのは、友希那のエミリアコスプレから見て取れるように「リゼロ」というコラボ対象コンテンツがバンドリというフィクションの中にも現実同様に存在することを示唆するだけに留まらず、それがイベントストーリーによって公式なものとして認められる可能性があるのではないか、という懸念が瞬時に頭を過ったからである。

カウントダウンサイトの開設やアプリ内での目立つ位置に告知を数日間出し続けていたことからも、今回のコラボは過去類を見ないほど大規模で相当力を入れていることが窺えた。それだけにイベントストーリー内でバンドリとリゼロの世界観を直接クロスオーバーさせて友希那やロゼリア、その他キャラクターをグラブル方式で異世界転生でもさせるんじゃないか(もしくはその逆)という可能性までNOとは言い切れない状況にガクガクと膝を震わせながら恐れ慄いた。それと同時に怒りが湧いていた。

物語の0から100までが最初から用意されているわけでなく、イベントの2週間サイクルで随時シナリオをアップデートしていきながらキャラクターの成長を緻密に描いてきたバンドリという隔絶された箱庭の中に、我々の世界に存在しているリゼロという別のフィクションが混ざり込んで定着するというのは箱庭の破壊そのものであり、考えただけで頭が痛くなるようなあまりにもあんまりなメタフィクションなのである。

 

そんなことを考えてTwitterでキレていた十数分後に特設サイトがアップデートされ、どうやら懸念していた最悪な事態は免れそうな筋書きにされているであろうことが読み取れたので、多少胸を撫で下ろした。それでもリゼロを意識させる催しにロゼリア一行が参加するという構図だけでもメタフィクションを意識させる要素に変わりはなく、コラボイベントとしてゲーム内で開催するのはあまりにも軽率なんじゃないかなあとは思ってるし執筆時点(イベント開催前)での心象は極めてよろしくない。実際にシナリオが公開されてみないことにはどう転ぶかは分からないが、今は興醒めさせるような要素が組み込まれていないことを祈るばかりである。

以降は邪推でしかないが、最近のリゼロの推し推しムードは各方面で半端なく、バンドリにおいてもリゼロコラボを重大発表と大々的にアピールしていたことには何処となくきな臭さを感じなくもない。大都のパチスロがスマッシュヒットしているのは偶然かもしれんけど。

 

まあ、バンドリにおける最大最悪のメタフィクションは、リサの弟が現実世界の事情でダムナティオ・メモリアエを食らったことなんですけどね。